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親と子 

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月に3冊は必ず本を読みます。
最近お気に入りの作家は・・・
川上弘美、長嶋有、アガサ・クリスティ。
アガサ・クリスティは中学の時に尊敬していた国語の先生から教わりました。
最初に読んだ彼女の作品は「ABC殺人事件」。
わたし、推理小説好きなのです。
当時は赤川次郎の三毛猫ホームズシリーズにも熱中していたなぁ・・・。
授業中でもこっそり読んでました。笑  

さて、最近読み終えたのが
リリー・フランキー著 「東京タワー ~オカンとボクと、時々オトン~」。
母親が息子を思う気持ち、息子が母親を思う気持ち、
とても正直に淡々と描かれていました。 
親が子を思う気持ちって、私たち子どもが考えている以上に深いのですね。
でも、子もそのことは十分肌で感じている。が、素直になれず。
そして、そう感じているのに素直になれないことさえも親はわかっている。
やっぱり子にとって親は一番の理解者であり、かけがえのない人。

親子の関係はとても温かくて、やっかいで、でもやっぱり愛しい。
そんな風に改めて思わせてくれた、リリーさんの傑作です。
by tomikoro | 2005-09-02 11:05 | book
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